西島悠也が魅せられた野鳥たち。

西島悠也|福岡で見られる渡り鳥。

西島悠也

福岡で見ることができる渡り鳥はたくさんいて、まずはホトトギスです。
最初に声を聞くのは5月の中旬頃です。渡りの途中、夜空を飛びながら鳴く声を、舞鶴公園あたりで聞くことができます。
街路樹にスズメが見られるのも夏です。
警固の四ツ角のプラタナスの街路樹には、2000羽ぐらいが集まってきます。

 

そして、ツバメですね。
ツバメは普通はヒナを4、5羽産むのですが、天神の巣のヒナは3羽くらいです。餌が少ない関係でしょう。都会は夜も明るいですから、その照明に集まってくる虫を捕ってヒナにやるために、夜の10時くらいまで餌を捕っています。
ツバメは春、フィリピンから渡ってくるケースが多いんです。そして、お盆を過ぎる頃に街から移動し、若鳥はまだ未熟なので、伊万里のあたりの集合地で渡りの飛行訓練をする。そこには2万羽ものツバメが集まります。

 

秋が深まってくると、ホトトギス、ツバメ、アオバズクなどの夏鳥が南の方に帰る。入れ替わりに、北から冬鳥が渡ってきます。中でも1番目につくのはツグミ。それから、毎年10月6、7日頃、大濠公園にカモが来ます。ホシハジロという種類のカモです。
都心の川に入って来る鳥では、福岡の市鳥に選定されているユリカモメがいます。別名みやこどり″です。
東京都が都の鳥に指定していますが、福岡でも多く見られます。

 

博多湾は、カモには恰好の冬越しの場所です。東には和白干潟があり、西には今津湾がある。両翼の干潟が、カモの越冬の食糧基地です。
寒さが厳しくなり、正月を過ぎる頃から、山の鳥がどんどん街に来ます。
ツグミ、ヒヨドリ、レンジャク。レンジャクは頭に飾り毛があって、福岡市の木であるクロガネモチの赤い実などを啄(ついば)みに来ます。
メジロが天神の街路樹に来るのも冬の終わり頃です。

 

まだまだあげきれないのですが、実際に興味を持たれた方は、自分の目で確かめて来てはいかがでしょうか。